バナナスイーツ専門店「クルアイクルアイ」へ
南国フルーツの代表格、バナナ。
タイでは、世界と比べてもそれほど生産量の多い国ではありません。
しかし、タイのバナナは100種類以上あるともいわれ、さまざまな食べ方で国民から愛されているソウルフードです。
バナナを使ったスイーツはタイに行くとたくさんあります。そんな中、今回の旅の計画中に目に留まったのは「フライドバナナ」。
バナナを揚げるなんて日本では見たことがありませんが、東南アジアではバナナを加熱して食べることは普通にあります。
これを知った甘いモノ好きな旦那は
「タイに行ったら絶対にフライドバナナを食べたい!」
と私に懇願!
そんなわけで、バンコクの中心地・サイアムにあるバナナスイーツ専門店「クルアイクルアイ」へ行ってきました☆
「クルアイ」とはバナナを意味します。
バナナスイーツを専門に扱うお店は、タイでも珍しいそうですよ♪
「クルアイクルアイ」へのアクセスと店舗情報
《営業時間》
10:30~20:30
定休日なし
日本語メニューなし・英語メニューあり
BTSスクンビット線・シーロム線「サイアム駅」
2番出口から徒歩5分。
Lido center ビルの2階
サイアム駅から近くてとても便利な場所に位置するのですが、「クルアイクルアイ」の店舗が入っているビルがとても分かりづらいので少しご説明します。
2番出口を出ると、西方向にワトソンズという薬局が見えます。ここを左に曲がります。
少し歩くと左手に駐車場が見えるので、その向かいの古いビルの2階です。
本当にここであってるの?と心配になってしまうような静かなビルなんですが、2階にちゃーんとありました☆バナナの看板が目印です!
「クルアイクルアイ」のメニューと店内風景
シャッター商店街ならぬシャッタービルのようなさびれた雰囲気ではありますが、移転して間もない「クルアイクルアイ」はひと際明るく、ポップな色使いが目を引きます。小ぎれいで清潔感もあり、日本人でも安心して利用できる雰囲気です☆
店内にイートインスペースがあるほか、持ち帰ることも可能です。バナナをイメージしたまっきいろの壁紙が、タイっぽくて可愛いですね☆
女性オーナーならではのおしゃれなインテリアが、タイの若者にウケる理由でもあるんだと思います。
カウンター前のメニューを見てみましょう。
お目当てのフライドバナナは2本で60バーツ。安いっ!
数種類のソースでいただくバナナワンタンやバナナ春巻きなど(ともに60バーツ)、斬新なメニューにしばし目を奪われていました。
バナナを団子状にして揚げたバナナボール(60バーツ)。チョコレートソースをかけると見た目がたこ焼きみたいです(笑)
ありそうでなかった発想でこちらも気になります☆
フライドバナナにアイスクリームを添えたもの(109バーツ)や、バナナワッフル(60バーツ)なんていうものも美味しそう!
全13種類のフルーツシェイクも人気なんだとか。生のフルーツがそのまま入っています☆
スイーツとも合いそうです♪♪
フライドバナナを食べてみました
迷ったあげく、やっぱり定番のフライドバナナ(60バーツ)をオーダーすることにしました!フライドバナナには、チョコレート・キャラメル・ストロベリー・蜂蜜・コンデンスミルクのいずれかをトッピングできます。
今回はチョコレートソースで☆
果たして念願のフライドバナナはどんなお味なのでしょうか・・・!
見た感じ、いかにも周りがサクサクしている様子がうかがえます。
まずは何もつけずにひと口。
サクッ。
トロ~~~。
まるでドーナツみたい!!!
バナナって、加熱するとこんなにもトロっとするんですね☆☆☆
粉砂糖がかかってますが、バナナの甘みだけでも十分です!
チョコレートソースも少しだけつけてみました。テイクアウトなので別添えになっています。
チョコ×バナナはやっぱりテッパン!!合わないハズがありませんっ。
(だけど無くても全然いいっ!)
フライドドーナツはなぜ美味しい?
クルアイクルアイのフライドドーナツは、一体どのように作られているのでしょう?
その作り方と素材の秘密を知ることで、美味しさの理由がわかってきました☆
公式フェイスブックを見ると、生のバナナにドーナツの衣をつけて揚げていることがわかりました。どうりでドーナツっぽいと思ったわけです!
バナナにわざわざ衣をつけるなんて・・・と思われるかもしれませんが、実際に食べてみるとよくわかります!
衣は少し厚めなんですが、モサモサ感・パサパサ感はなく、ちゃんとバナナと一体化していているので、これがなくては美味しく仕上がらないような気がするんです。
よって、ドーナツの衣はフライドバナナに欠かせないものだとここに断言します♪♪
フライドドーナツの美味しさの理由、もう一点はメイン食材のバナナです。
バナナは契約農家から直送されたもので、甘みの強いものをこだわって使用しているのだとか。
衣のインパクトに負けない、濃厚な甘みを持つバナナを使う必要があるのですね。
だから、美味しい。
次回は別のメニューにも挑戦してみたいと思います☆
まとめ
バナナを加熱する調理法、日本ではどうして馴染まないのだろうと不思議に思えるぐらい、フライドバナナは美味しかったです。
南国スイーツといえばマンゴーやドラゴンフルーツなどに目が行きがちですが、バナナの違った楽しみ方を再発見できる専門店、ぜひおすすめします☆☆☆
タイのスイーツに関連する記事:
マンゴーライスって食べたことありますか?バンコクで「フライドバナナ」を食べよう!バナナスイーツ専門店「クルアイクルアイ」
タイでは、世界と比べてもそれほど生産量の多い国ではありません。 しかし、 タイのバナナは100種類以上ある ともいわれ、さまざまな食べ方で国民から愛されているソウルフードです。 バナナを使ったスイーツはタイに行くとたくさんあります。 ...