九份に行ったら寄り道してみて!「水湳洞〜東北角海岸」のタクシー弾丸見学ツアー

金瓜石・九份・平渓・北海岸 世界遺産候補地

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九份といえば、台湾で一番人気の観光地。民家を改装したおしゃれなカフェや、赤ちょうちんが並ぶレトロな街並み、山の麓(ふもと)を見下ろす絶景が人気。台湾旅行の計画に入れている人も多いのではないかと思います。


でもちょっと待ってください。台北から電車やバスで1時間以上もかけて行くのに、そこの景色や街並みを見ておわりにしようとしていませんか?


実は九份周辺には、日本のガイドブックにあまり出てこない隠れた人気スポットがいくつか存在します。その一つがこれからご紹介する「水湳洞〜東北角海岸エリア」です。

日本統治時代に行われていた鉱山業の遺跡関連や、SNS映え間違いなしの奇岩群など見どころ満載!

タクシーガイドによる弾丸ツアーなら、予約なしでサクッと観光できるのでオススメですよ♪それでは詳しくご紹介していきましょう。



九份・水湳洞・東北角海岸の位置関係とコース概要


このあと色々な地名が出てくるので、まずはこのあたりの位置関係からご説明しましょう。






九份や金瓜石を含む新北市最東部一帯を「東北角」、その海岸を「東北角海岸」と言います。

そして東北角の中には、「九份」「金瓜石」「水湳洞」という三つのエリアがあります。

ツアーのスタートは九份老街です。途中、水湳洞の景観台や鉱山関連の遺跡などを見学しながら、東北角海岸の「南雅」というポイントを目指します。

所要時間約1時間半の超弾丸ツアーです!


ガイドタクシーを利用する方法


ガイドタクシーを利用する方法はとっても簡単です!


  1. タクシーをつかまえる
  2. メニューを見ながらコースを決める
  3. ツアースタート
  4. 最後に支払い


といった手順で利用することができます。

タクシー乗り場もいちおうありますが、いろんなところに停車しているので声をかけてみると良いと思います。


ガイドタクシーを利用するときの注意点


予約なしでもいきなりツアーに参加できるのは、ガイドタクシーのメリットです。

ただし、いくつか注意しておきたいこともあります。


・日本語は通じないことが多い

台湾では、日本語が通じるドライバーはほとんどいないと思ってください。翻訳アプリやポケトークを持参していると便利だと思います。


・白タクに注意

白タクに乗らないことは海外旅行の基本です。トラブルの原因になりかねないので安くても乗らないようにしてください。正式に認められているのは黄色いタクシーです。


・料金はしっかり確認を

白タクでなくとも、料金をごまかそうとするドライバーがもしかしたらいるかもしれません。念のためメニュー表を見せてもらい、料金の確認をきちんと行っておくとよりトラブル防止になります。


ツアースタート!まずは鉱山で栄えたまち”水湳洞エリア”へ


先ほど地図で示した3エリア一帯はかつて、東洋一の規模を誇る大鉱山のまちでした。

主に金や銅など鉱石を採掘した”金瓜石”、ゴールドラッシュに伴って栄えた町”九份”、そして採掘した鉱物の選別や製錬を行う拠点となったのがここ”水湳洞”です。


時報山観景台と金水公路



この日私たちのガイド兼運転手を務めてくれたのは、40代ぐらいの現地男性。カーブの多い山道を、手慣れたハンドルさばきでドンドン進みます。



まず初めにガイドが車を停めたのが「時報山観景台」

お天気が悪いのがちょっと残念ですが、九份と違って観光客が少なく、贅沢な景観を独りじめできる絶好の場所です。


ぜひ、ガイドさんにお願いしてたくさん写真を撮ってもらいましょう⭐︎

このあたりは漁業が盛ん。タイミングによっては多くの漁船が見られることもあるそう。





天気が良いとこんな感じです。写真手前のほうに見えるのは、海岸まで通ずる「金水公路」という道路。うねりにうねった形状が名物となっています。





黄金瀑布



続いてやってきたのは黄金瀑布。瀑布(ばくふ)とは滝を意味します。

岩石に含まれる金属が化学反応を起こし褐色に染まっているのがわかります。遠くからみると黄金の壁のようであることからこの名前が付けられたのだそうです。



近くの別の写真です。10円玉のような赤い色に変色していることがわかります。



ここでもガイドさんが大量の写真を撮ってくださいました。


「ジャンプしてみて」「こんなポーズとってみて」と言われるのが日本人には少々恥ずかしさもありましたが、これでもかというぐらい撮影してもらえて満足です♪




日本にも関係する近代産業遺産!水湳洞十三層遺跡


19世紀末ごろに金の採掘が始まると、日本統治時代には日本人の経営によってその最盛期を迎えました。

金瓜石が採掘の場所だとしたら、水湳洞は採掘した鉱石を選別したり、銅の製錬・精練をしたりする場所。その拠点となったのが水湳洞十三層遺跡です。


1971年に閉山した現在は観光地化され、台湾政府が認定する世界遺産候補地の一つとなっています。



山あいに佇む巨大な工場がまるで荒廃した宮殿のようであることから、現地では「鉱山上のポタラ宮」とも言われています。



人里離れた山にたたずむ廃工場、廃墟マニアにはさぞたまらないでしょう。台湾の歌手・張宇さんのミュージックビデオの撮影に使われたことでも有名なんですよ!



泊まりじゃないとなかなか見られませんが、ライトアップされた姿もステキです!!








SNS映え必死!東北角海岸の奇岩群



山の麓(ふもと)に降りると、海が見えてきました。東北角海岸に出てきたようです。

しばらく海沿いに車を走らせると南雅(ナンヤー)に到着。車を降りると、そこには今までに見たことのない景色が広がっていました。





砂浜?いや、岩石です。

削れ方があまりにもなめらかなので、離れたところから見ると砂浜のように見えるんですよね。でも、触るとやっぱりゴツイ岩。

まるで人間が模様をつけたかのような、岩肌のマーブル模様が目を引きます。



ガイドさんが少し離れた場所を指差して私たちに教えてくれました。

「あれを見てみて。カエルにそっくりじゃない?」




おぉ〜確かに!目と口と、後ろ足があるのもわかります。





「ここにはね、こんな風にいろんな動物やモノに見える岩がたくさんあるんだよ」


なるほど。

長年の堆積物によって独特の地層を形成した岩々。それらが波や季節風などによって削られ、芸術的な造形物となっているというわけです。





「これは、一番有名。なんだかわかる?」




模様の美しさに目を奪われるも・・何だろう、難しい。

するとガイドさんが右手をマイクを持つようにして、これだよこれというジェスチャーをしている。




「もしかして、ソフトクリームかな?」

「正解!」




南雅の数ある奇岩の中でも、このソフトクリームは一番有名だということを後で知りました。(たけのこだと主張する人もいるようです)

どちらにしろ、東北角海岸のシンボル的な存在なのでここへきたら必見ですよ!




気候が良いとこんな感じに。


他にも豆腐岩や蜂の巣岩などが有名だそうです。時間の許す限り探してみるのも面白いと思います⭐︎


最後のポイント「南雅」の見学が終わりました。元いた場所の九份老街へ送ってもらって今回の弾丸ツアーは終了です。あっという間の1時間半でしたがとても充実したプチトリップになりましたよ♪



おわりに

せっかく九份まで行くのに、周辺のエリアにも足を運ばないのは本当にもったいないと思います。

日本とも関わりのある産業遺跡、芸術的な奇岩群がみられる南雅、どちらもオススメです。ぜひ一度訪れてみてください♪



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