その名も「七條通」。このエリアは大小7つの道路が交わる地点であることから“七條通”と呼ばれていて、店名もそれに由来するのだそうです。
シンプルがイイ!地元客が集まる激安グルメ
まずはこちら。ホルモン大好きな私がおススメするのが「豬腸麵(50元・約170円)」です。焦がしネギのような香りが漂うあっさりスープに、豚ホルモン(直腸)がたっぷり。臭みもなく、コリコリした食感がたまりません!
こちらは「麻醬麵(35元・約120円)」。麻醬とはいわゆる胡麻ダレのことで、こちらのものはけっこ甘め。濃厚で、麺によく絡みます。
続いては私の一番のお気に入り、「雞絲飯」。なんと一人前で25元(約85円)!白ご飯に茹でた鶏肉をのせただけのシンプルな丼に見えますが、これがあなどれません。茹で鶏の味付けに使った汁がたっぷりご飯にしみこんでいて、底にたどり着くまで口の中はチキンの旨みでいっぱいなんです。
最後にご紹介するのは「古早乾麵(30元・約102円)」。これは台湾へ来て初めていただきました。見た目のとおり、味はケチャップのような甘酸っぱさがあります。ナポリタンスパゲッティのような感じなのですが、にんにくが効いているので不思議な味わい。「古早」とは“昔ながらの”といった意味があり、地域や店によって調理法が全く異なる場合もあるようです。
お持ち帰りのスタイルに初めはちょっとビックリ
台湾では、一部の高級店をのぞく多くのご飯やさんでテイクアウトをすることができます。宿が近かったことから私も「七條通」のテイクアウトを度々利用していました。
ちなみに、スープ麺を持ち帰りにすると、写真のように麺と具材はビニル袋に入れられ、空の容器が付いてきます。これって日本人からするとちょっと衝撃的といいますか、あまり馴染みのないスタイルですよね。もちろん、できたてのアツアツをお店で食べるほうが何倍も美味しくいただけます。
何度も行っていますが、観光客らしき人は一度も見かけたことがありません。地元の人が好んで食べるようなお店に行ってみたいという方にはおすすめです!
*1元=3.4円で計算しています。
【七條通‐涼麵・排骨酥湯】
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