またまた行ってきました!台湾でもっとも有名なファッション問屋街、五分埔服飾商圏です。あつーい夏が過ぎ、夜になると冷たい風が吹くこの時期、問屋街ではいったいどんなものがゲットできるのでしょうか。
*ここでのショッピングのコツや注意事項などは過去記事をご参照ください。
>>台湾一のファッション問屋街『五分埔』で服や小物を買い倒す
ニットもコートも、ぜーんぶ問屋価格!
今年の春以来、久しぶりに訪れた五分埔。訪れた10月半ばにはすっかり秋冬物が出揃っていました。温かいイメージが強い台湾ですが、真冬は案外寒くなるため、ニットやダウンは欠かせません。
新商品とはいえ、さそがそこは問屋街です。1着1,000元(約3,400円)そこそこで購入できるアウターもすでにけっこうな数が売られていました。
やっぱりここはいつ来ても安い!これからが時期のニットやワンピースなどは、どれも200~300元あたりから。1,000元(約3,400円)なんて値札を見ると、ものすごく高いように感じてしまいます。
何かと使い勝手の良いロンTも100元均一の叩き売り状態になっているのをあちらこちらで見かけました。ここ最近のレートは1台湾ドルが約3.4円なので、計算するとどれほどお値打ち価格なのかわかります。
過去の記事でもご紹介しましたが、この宝の眠る山から探し出す作業は一苦労なんですよね。安いものは安いなりのクオリティだなぁと感じることもしばしばですが、お気に入りの一着を見つけ出したときの喜びといったら、もうなんとも言えません。
すれ違う人と肩がぶつかるほど狭い路地が多く、そこへバイクが突然飛び出してきたり、タバコを吸いながら歩いている人もいたりします。たくさんの服たちに目移りしてぼーっと歩いていると、危険です。
写真のようなショーウィンドウにマネキンが飾られていたりする小奇麗なお店は、主に大通り沿いに並んでいます。細い路地にあるゴチャゴチャっとした店に比べると幾分お値段は張りますが、質やデザインもそれなりに良いものがそろっていたり。予算に余裕があればのぞいてみるのも良いでしょう。
服飾小物やキッズ服など専門店もしっかり
服以外にも、アクセサリーショップや靴・バッグなどの専門店もあります。靴は服と違い、たいがい試し履きが可能です。ただし返品ができないことがほとんどなので、きちんと事前にサイズチェックをしてから購入することをおすすめします。
こちらは雨具の専門店です。雨の多い台湾ならではといったところでしょうか。まるでブーツのようなデザインの長靴や、レインシューズ、レインコートなど、雨の日が待ち遠しくなりそうなものばかりです。
キッズ服を専門に扱う問屋もたくさんあります。子どもたちが喜びそうなカラフルな色の服がわんさか!ペアルックがそれほど珍しくない台湾では、子供服と一緒に、同じデザインの大人用の服が並んでいることもあるんです。
疲れたら、ドリンクと小吃でひとやすみ
買い物に夢中になりたくさんの店を見てまわると、自然とおなかも減るものです。お寺の周辺をはじめ、問屋街のところどころに小吃の屋台が並んでいるので、適当に腹ごしらえを。この日は私の大好きな麺線(小・40元)をいただきました。最寄の松山駅近くには「饒河夜市」という有名なナイトマーケットも営業しています。
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最近ではこの問屋街めぐりを組み込んだ女性向けツアーもあるそうです。個人旅行であったとしても普通のショッピングと同じように買い物を楽しむことができるので(一部、業者のみに卸す店もある)、ぜひ身軽な格好で気軽に訪れてみてくださいね。
【五分埔服飾商圏】
アクセス:MRT後山埤駅1番出口を出て100メートル歩いたところ。あるいは台湾鉄道松山駅の目の前。