そこで今日は、台湾ではお馴染みのフルーツ、その名前や食べ方、味などをご紹介したいと思います。
【グァバ(芭楽)】
皮をむかずに櫛形にカットし、種を取り除いていただきます。外がわはサクサク、中心のほうはネトッとした食感で、甘酸っぱいような味です。
【メロン(状元瓜・紅香蜜・香瓜)】
ナイフで半分にカットしたら種を取り除き、スプーンですくっていただきます。
【パパイヤ(木瓜)】
ほどよい甘さで、解毒パワーに優れているといわれています。台湾では木瓜牛奶(パパイヤミルク)という飲み物が人気です。
【マンゴー(愛文芒果)・(金煌)】
最近は日本でも台湾産のマンゴーを見かけるようになりました。そのほとんどが写真左の愛文マンゴーという品種のものです。たくさんの種類がある中でも、この愛文マンゴーの甘さは群を抜きます。
写真右は、台湾で品種改良されたといわれる金煌(きんこう)マンゴーです。なめらかですっきりした味わいが特徴。食べ方としては、縦半分に切って格子状に切り込みを入れる方法や、皮を向いて種以外の部分をざくざく切る方法があります。ほかにも十数種類の品種があり、現地で買えばお値段もかなりリーズナブルです。
【レンブ(蓮霧)】
台湾らしいフルーツのひとつにこのレンブがあります。手のひらサイズで、皮を剥かずにそのままガブリ。リンゴを軽くしたようなサクサクした触感で、甘過ぎず、旅先でも気軽にいただけます。
【ドリアン(榴蓮)】
チャレンジしてみたい方のために。ドリアンを購入したら、その場で半分に切ってもらい、中の黄色っぽい実をいただきます。ほんのり甘く、食感はまろやか。ツウによると、熟すほど強くなる香りがクセになるのだとか…。
【スターフルーツ(楊桃)】
【バンレイシ(釈迦)】
砂糖菓子のように甘く、シャキシャキした食感であることから、シュガーアップルという別名も持っています。
【ドラゴンフルーツ(火龍果)】
キウイよりもシャキシャキで、スイカよりキメが細かいような食感。さっぱりしていてほんのり甘い味です。
こちらも半分にカットし、スプーンですくっていただきます。
台湾のフルーツをもっと堪能するために
奥からリンゴ・レモン・グレープフルーツ |
品種改良の技術がすごい
上でご紹介したほかにも、パイナップル・バナナ・キウイ・リンゴ・レモンなどなど、日本でもよく食べられているフルーツが市場やスーパーに並んでいます。また、より甘さを追及して品種改良されたフルーツも多く、定番だと思って購入したはずが、新しい果物に出会えた気分になるかもしれません。(品種によってそれぞれ名称が異なるため、この記事で挙げたものは参考程度にしておいてください)
夜市のフルーツに要注意
夜市へ行くと、始めからカットされたフルーツが売られています。ところが、値段がかなり割高なうえに、甘みを強くするためわざとシロップをかけていることがあるのです(フルーツジュースもしかり)。全てがそういった店だとは限りませんが、決して珍しいことではないため、フルーツ本来の味をちゃんと楽しみたい、という方はやはりスーパーか市場で購入することをお勧めします。*ちなみに果物だいすきな私は、宿泊先で毎朝食べられるよう、小さなナイフを必ず部屋にひとつ置くようにしています。
市場のフルーツは量り売りが主流
新鮮でリーズナブルなフルーツがゲットできる市場では、ほとんどが量り売りで、1斤○○元のように表記されています。1斤=600gというのが目安で、個数でいうと1個から購入することが可能です。1粒○○元と書いてあれば、1個いくら、という意味になります。こうした南国フルーツを日ごろから食していることも、台湾に美肌な女性が多い理由のひとつなのかもしれません。ここでしか味わえないかもしれない南国のトロピカルフルーツ、ぜひ一度お試しあれ!