ホームステイ中、「地元で人気があるご飯やさんに行きたーい!」というリクエストに答えていただきやってきたのは、その名も「鵝肉先生」です。
“鵝肉”とはガチョウのこと。“先生”とはティーチャーではなく、成人の男性につける敬称です。というわけで日本語にすると“ガチョウさん”といったところでしょうか。一度きいたら忘れられないネーミング。大通り沿いにデカデカと掲げる看板が目立ちます。
店先にはガチョウさんがディスプレイされていました。日本ではなかなか馴染みがないのでギョッとするかもしれません。苦手な方はそそくさと入店しましょう…。
夕方の18時ごろ伺ったのですが、すでにお客さんでいっぱいでした。スタッフもバタバタと忙しそう。
看板メニューのガチョウは、脚・胴体・頭・内臓など、部位を選んで注文することができます。そのほか、麺類・スープ類・炒め物・一品メニュー・魯肉飯(ルーローハン)など、定番の家庭料理がそろっています。
このあと食事会が予定されていたので、私たち2人は控えめに湯麺をいただきました。友人はガチョウを、私はホルモンの湯麺です。ガチョウの食感は鴨によく似ていて、脂身はありますがしつこさや臭みがなく、思っていたより美味しかったです。
2枚目の画像・ホルモン湯麺は、麺や具が沈んで見えなくなっていまっています。が、気にしない気にしない。見た目にこだわっていたら大損します。
あっさりなのによく出汁がきいたスープを友人と飲み比べながら完食です。
それともう一品、冷たいゴーヤのサラダ(冷拌苦瓜:30元)です。シャキシャキと歯ごたえの良い白ゴーヤはマヨネーズで。苦味が少ないのでゴーヤ嫌いな方でも食べやすいかと思います。
こちらのガチョウ料理について台湾の口コミサイトを見てみると、「並んででも食べるべき!」「食感が最高!」「忘れられない味だ」など大絶賛する書き込みが多くみられました。地元の方だけでなく、国内旅行者からも人気が高いようです。
大通り沿いと分かりやすい場所にあるので、花蓮市内で庶民的な家庭料理を食べたい!という方は一度行かれてみてはいかがでしょうか。
【鵝肉先生】
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