ただ、私が台湾へ行きはじめたころは、なにが美味しくてなにが口に合わないのかわからず、「これはちょっと失敗だったなぁ」と思うものも正直ありました。
結果からいいますと、麺類は少々苦手です。それも、台湾で有名な乾麺や牛肉麺、麺線といったものではなく、外国から入ってきた麺料理なのです。
台湾人は柔らかい食べ物がお好き？
たとえば上の写真左側のパスタ（＝意大利麺）。茹でたパスタの上にグラタンが乗っかっています。ホワイトソースとパスタの組み合わせは問題ないのですが、パスタは驚くほど柔らかく、海鮮ミックスがちょっと生臭いのです。こじゃれたカフェだったのですが、これで300元は現地価格で考えるとちょっとお高いかもしれません…。
パスタといえば、友人に連れて行ってもらった洋食屋さんで、朝ごはんにトマトスパを食べたこともあります（右上の写真）。私はうっかり、グラタンパスタのことを忘れてしまっていました。出てきたパスタは見るからに柔らかそうで、具がありません。うーん……。
ただ、このブログでも何度かご紹介しているように、美味しいパスタを出してくれるお店もなかにはあります。私は無類のパスタ好きなので、おそらくまた今後チャレンジすることでしょう。
ちなみに麺がやわらかいというのは、どうも多くの台湾人の好みだそうです。パンやスイーツなども、総じてやわらかいものが多いように思います。
日本のグルメが人気といえど…
それから苦手だと思ったグルメがもうひとつ、うどん（＝烏龍麺）です。私があるお店でいただいたおうどんは、まるで粉を食べているようで、途中ブチッと切れてまいます。「台湾のうどんはだいたいこういうものだよ」と現地の方に言われました。ただこれに関して言うと、多くの台湾人もコシのある麺のほうがお好きなようです。頑張れ丸亀製麺！（先日台湾に出店しました）
また、台湾で人気の日本グルメといえば、豚骨ラーメン（日式拉麺＝日本発のラーメン）があります。帰国したら何度でも食べられるのに、なぜか私は急に現地で食べたくなってしまったのです。「ラーメン花月」が大行列だったので、近くの名前もしらない豚骨ラーメン店へ入りました。
看板メニューなら間違いないだろうと注文してみたのですが、なぜかスープがとても薄い。誰かお湯を継ぎ足したでしょうこれ！と言いたくなるほどあっさりしていたのです。（それでも店内は満員御礼でした）
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こんなネガティブなことばかり書いてなんなんだ！と思われそうなので、この辺でまとめます。もちろん人の味覚はそれぞれなので、上に挙げたものが一概にまずい！とはいえませんし、台湾のグルメが口に合わないという人も中にはいるかもしれません。
ただ、台湾に、それも旅行で行くのであれば、突然外国から入ってきたグルメよりも、やはり現地の伝統的な台湾料理のほうがハズレがない気がします。台湾料理最高ってことです。いち個人の見解ではありますが参考にしてみてください。