空港に訪れた約500人のファンを前に中国語で挨拶し、さらに舞台挨拶では、日本人を代表してこのように述べたそうです。
「3.11の震災のときには台湾の皆さんが温かい手を差し伸べてくれました。そのことを僕だけじゃなく日本人は皆知っていますし、感謝しています。本当にありがとうございました」
福山雅治が2年越しの台湾訪問!震災支援に感謝「日本人は皆知っています」(シネマトゥデイ)
その翌日、7月6日に台湾で行われた「第24回流行音楽金曲奨」にも出席し、そこでもまた、台湾からの支援に対する感謝の気持ちを伝えました。
記憶に新しいのが、今年3月のWBC日台戦。2年前の震災時に台湾から多大なる支援を受けたことに対して、日本からはなかなかきちんとお礼が伝えられずにいました。そんな中、ネット上での呼びかけによって、多くのファンが台湾へのお礼メッセージのプレートを持参し、試合中に掲げたのです。
ありがとうの気持ちは何度でも伝えていいと思います。そして大事なのは、震災のことをちょっと忘れかかっていたような人がもう一度あのときのことを思い出すこと。あらためて何かできることはないかな、と思える人が一人でも増えるような、そんなきっかけになることを、被災者を身内に持つ私としては願うばかりです。