人にも環境にも優しい農作物やコスメ、雑貨類などが販売されています。地産地消をめざす花蓮で、農家と消費者とをつなぐ貴重な場となっているのです。
私は今回、旧花蓮駅、現在は鉄道文化エリアとなっている場所の一角で開催された事集におじゃましてきました。
メインは地元産の有機農産物
ここで売られている農産物は有機栽培が基本。なかなかスーパーで買うことはできないため、週2回の開催日に合わせて方々から人がやってきます。
皮を向くだけのバナナなんかであれば、旅行中にもいただけそうです。香草を乾燥させて瓶に詰めたものやジャム類などは、日本へ持ち帰ることもおそらく可能かと思われます。
詳しくはこちらをご参考ください。
- 「海外から手荷物で野菜や果物を持ち込む際の規制・台湾」|植物防疫所(農林水産省)
手作り工芸品は見事
木工品や焼き物などの手作り工芸品を販売する店舗もありました。若手アーティストの活躍も目覚しい台湾ですが、伝統的な職人技を持つ大人たちも負けていません。
一つひとつがとても丁寧に作られていて、芸が細かく、作品への愛情を感じます。定期的に体験教室も行われているそうです。
ナチュラルコスメを発見
花蓮でのホームステイ先でもよく見たヘアケア・スキンケアグッズをこちらで見つけました。見た目で勝負しないシンプルな容器が、むしろ作り手の自信を感じさせます。
無添加シャンプー&リンスは重量がかさみそうだったので、この日は洗顔料を購入しました。ほぼ全ての商品をその場で試すことが可能です。
台湾といえば、日本でも販売されているナチュラルソープを扱うブランドが有名ですが、ほかにも天然素材を使った手作りせっけんがあちこちで売られています。
中でも、こちらのお店のせっけんは種類が豊富なんです。しかもひとつ90元とお値段もリーズナブル。これは大人買いしたいところです。これ以外にも、リップクリームやエッセンシャルオイルなど、お肌を優しくケアできるアイテムがそろっています。
スケジュール的にこのマーケットに来られないという方も、上記2店舗の商品であれば、すぐ近くの店舗で買うことができます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
定番の観光地ももちろん良いのですが、こうした地元らしい雰囲気が感じられる場所に混ざってみるのもまた良いものです。お昼すぎまで開催しているので、街をぶらぶらするついでにちょっとのぞいてみてはいかがでしょうか。
【花蓮好事集】
《鉄道場》
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《東華場》
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*天候により中止となる場合があります。詳細は公式ブログでご確認ください。
公式ブログ:花蓮好事集
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