もちろん、日本人が毎日和食を食べるわけではないように、台湾の人たちだって、いつも台湾料理を食べているわけではありません。
今日はそんな、地元花蓮人がお勧めする、絶品の人気カレー店をご紹介したいと思います。
スクリーンショット:家南洋原味咖哩
台湾の本格的スープカレーに舌鼓
私とお姉さん、それにご家族を含めて計7人。予約をせずに突如伺ったので、30分ほど待ちました。どうやら地元ではなかなかの人気店のようです。
ようやく席が空き中へ入ってみると、すべてボックス型テーブルになっている客席フロアはL時型になっていて、かなり広めです。隣同士のテーブルに4:3に分かれ、ようやく着席した私たち。さっそく、それぞれがお目当てのメニューを注文します。
混んでいたせいか、料理の提供までに結構じらされました。一緒に行った親戚の方の一人は、業を煮やして店員に催促します。するとしばらくして、7人分の料理が一斉に運ばれてきました。
私が注文したのは、フライドフィッシュのスープカレーです。魚が立っています。かなり豪快です。衣にルーが絡みつき、ほどよくしなっとした状態で、ご飯とともにほおばります。
見た目ほど辛くはないのですが、非常に濃厚なお味。これは食べ応えありです。
同席された方が注文した料理も撮影させていただきました。海鮮スープカレー、レモン添えです。レモンの酸味がさわやかに効いていて、ルー自体はさっぱり。ただし、具のボリュームは見てのとおりです。
ちなみに、こちらのカレーに使われている香辛料は地元産なのだとか。
実は席に着いて料理を待っている間に、日本でいうところの「つき出し」をいただいていました。お豆腐に、お豆にしいたけと、どこか和な雰囲気です。
別の親戚の方が注文されたカレーうどんです。顔を突っ込めるぐらい大きなボウルに、お野菜とルー、それにおうどんがしこたま入っていました。
一同、なんとか完食し、ほっと一息ついたところで、デザートが運ばれてきました。「まだあったの?!」と思わずツッコミましたが、甘いものはとうぜん別腹。辛いものを食べたあとのスイーツに皆満足し、この日の夕食を終えたのでした。
レジ横には瓶詰めやレトルトのカレールーが販売されていました。別の場所でも売られているのを見かけたので、ここでは買わず仕舞い。
ちなみに、こちらのカレーメニューは、だいたい200元~250元(700円~800円)ほどでいただけます。
正直なところ、台湾に来てカレーかぁ…なんて思っていたのですが、良い意味で期待を裏切られました。台湾でいただくカレー、なかなかあなどれません。
【家南洋原味咖哩】
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*地図は花蓮本店
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