甘いものが苦手な私は、正直スイーツ系にはあまり興味がありませんでした。ところがです。花蓮滞在時に教えてもらった、一風変わったカキ氷。これには私もすっかりはまってしまったんです。
熱い?冷たい?新食感の創作カキ氷
創業から16年が経つという「正宗包心粉圓專賣店」。今回注文したのは、この店の看板メニュー、総合圓・焦糖練乳です。
どんぶりいっぱいのかき氷の上には、自家製のカラメルソースと練乳が。これだけでも充分おいしそうなのですが、決め手はトッピングのお団子です。
- 黒…包心粉圓。じゃがいものデンプンで作られ、中には小豆が入っている
- 黄色…地瓜圓。サツマイモで作られたお団子
- 薄紫…芋圓。里芋に似た芋頭で作られたお団子
人口着色料・香料・防腐剤不使用というのも嬉しいポイントです。
美味しい食べ方を店主が自ら指南してくださったのでご紹介します。
まず、スプーンでお団子を1つすくいます。そのままかき氷を上手にすくいあげ、素早く口に運ぶのです。モタモタしていると、お団子が冷えて硬くなってしまうので要注意。
口に入れた瞬間、アツアツのお団子と冷たーいかき氷が口の中で踊ります。もちもちとシャキシャキ、2つの食感の融合もたまりません。
ちなみに、かき氷に掛かっている練乳とカラメルは継ぎ足しが自由。下のほうまで食べて味が薄くなってきたら店員さんを呼び、同じどんぶりに足してもらうことができます。
驚いたのは、よく似たかカキ氷が、なんと隣の店でも提供されていたこと。なんでも、こちらのお店があまりにも人気なのでマネをされたんじゃないか?と地元の人がおっしゃっていました。真相は定かではありませんが、「正宗包心粉圓專賣店」がこの創作かき氷の発祥だということは間違いなさそうです。
【正宗包心粉圓專賣店】
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