カップルや女子旅にお勧め！雰囲気バツグンのおしゃれカフェレストラン『古典玫瑰園』-旅は道連れ（旧台湾私的通信。）

せっかくの海外旅行なんだから、雰囲気の良いコジャレたカフェやレストランにも行ってみたい。こんな方にぜひともお勧めなのが、薔薇をコンセプトにしたカフェレストラン、『古典玫瑰園（ローズハウス）』です。薔薇の世界に包まれた気品と高級感あふれる空間で、優雅なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

薔薇をこよなく愛する芸術家が手がけたアート空間

ヒストリー

ここ、ローズハウスの創始者・黄騰輝氏は、台湾・花蓮出身の画家の男性です。『星の王子様』に魅了された黄氏は一心に薔薇を描き続け、1990年、ついに薔薇をコンセプトにしたカフェレストランをオープンさせました。現在、世界に50軒あまりの店舗を構えています。

薔薇を書く画家としてはすでに国内外問わず有名で、これまでにも国立台湾美術館を始め数々の個展を開き、多くの人々を魅了してきました。黄氏の作品がデザインされたクレジットカードを目にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

イギリス王室を思わせる店内

店内には黄氏デザインの陶磁器が展示されている。

深紅のじゅうたんに高級感のあるインテリア、真っ白な壁に掛けられているのは黄氏の代表的な作品です。イギリス王室を思わせる高貴な雰囲気に、思わずここが台湾であることを忘れてしまいそう。

ちなみに黄氏は、イギリス女王即位60周年記念や、ウィリアム王子の結婚記念に作られた陶磁器のデザインを手がけた一人でもあるそうです。

目で見て、舌で味わう二重の幸せ

素材の味が活きたシンプルな西洋料理

真っ白な皿に彩り良い料理がよく映える。

ヘルシーなベジタリアン向けクリームパスタ

さすがは芸術家が手がけたレストランとだけあって、見た目の美しさにも心惹かれます。料理に向かう度に目に入ってくる、純白の食器に描かれたワンポイントの小さな薔薇の花は、メインを邪魔せずさりげなく私たちの心を癒してくれるのです。

味のほうはというと、新鮮な食材本来のテイストや食感を壊さないよう、いたってシンプル。前菜のサラダから、肉料理、海鮮料理、パスタにリゾットと、イタリアンがメインです。また、近年の素食（肉と魚を使わない料理）ブームに合わせ、女性に嬉しいヘルシーなメニューもいただけます。残念ながらアルコールの提供はありませんが、お腹も心も満足できる素敵なディナーに大満足です。

アフタヌーンティーはスペシャルスイーツと共に

デザインが美しいポットとカップにも注目。

最後まで熱いお茶をいただける。

『下午茶』という言葉があるほど、台湾でもアフタヌーンティーの習慣はポピュラーです。ここでは、紅茶やハーブティー、コーヒーなど、約90種もの中から選ぶことが可能。

ローズティーはもちろん、マンゴーティーや厳選されたウーロン茶など、台湾らしいものも多数取り揃えられています。さらには、『ダイアナ妃のアフタヌーンティー』『ローズクイーンスペシャルティー』など、イギリス王室が愛したお茶が味わえることも特徴です。ティーポットに2～3回お湯を足してもらい、味と香りの変化を楽しみましょう。160元（約530円）～

女性に人気のポップなスイーツ。

食べるのがもったいないほど可愛らしいスイーツは、甘いものに目がない女性なら必ずいただいておきたいところです。スイーツを選び、それに合ったお茶はどんなものなのかをスタッフに尋ねられれば上級者。おそらくいずれの店舗も日本語が話せるスタッフはそう多くありませんが、チャレンジする価値アリですよ！

薔薇アイテムをお持ち帰り

インテリアにもなりそうなインスタントティー

置いているだけで部屋のインテリアにもなりそうなこの店自慢のお茶たちは、ティーパックでの購入が可能です。

お茶のメニューブックには日本語の名前が書かれているので（説明書きは中国語です）、そちらで確認してから購入すると良いでしょう。どうしても分からなければ、気に入ったパッケージで選ぶのもアリかも？！きっとハズレはないはず。

美容アイテムやアート作品も

そのほかにも、貴重な薔薇のエキスを使ったフェイシャルマスクやエッセンシャルオイルなども販売されています。黄氏のアートに惹かれた方は、作品がプリントされたマグカップもチェックしてみてください。

【古典玫瑰園（ローズハウス）】

この記事でご紹介した店舗：
《忠孝敦化店》

台北市忠孝東路四段216－11－10
（02）-2711-5518

古典玫瑰園（中文）
＊店舗により、営業時間やメニューが異なります。場所やアクセス方法など詳細は古典玫瑰園・店舗情報のページでご確認ください。

カップルや女子旅にお勧め！雰囲気バツグンのおしゃれカフェレストラン『古典玫瑰園』