2013年侍ジャパン強化試合・台湾代表戦を観戦してきました!

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11月8日から3日間、台湾で開催の侍ジャパン強化試合を観戦すべく、第一日目に新荘球場へ足を運んできました。WBCで大いに盛り上がったあの試合から7ヶ月あまり。現地でもひときわ注目が集まっていました。

台湾プロ野球、下半期の最終戦を観戦してきました!(台北市・天母球場)



侍ジャパンVS台湾代表の戦い、再び!


取材に訪れる現地メディア。
練習風景が球場の外から遠目に見学できる。
3日間のうち、はじめの2日間は新北市・新荘球場で、最終日は台北市・天母球場で行われるという日程です。MRT中和新蘆線新荘駅から徒歩約15分。新荘体育場の敷地内に位置する新荘球場には、陽が沈むにつれ現地や日本人の野球ファンが続々と集まってきました。

私は事前に全家(ファミリーマート)のファミポートでチケットを購入していましたが、この日は当日券の販売も行われていました。外野自由席が400元(約1,360円)、内野下段指定席で1000元(約3,400円)です。



新荘野球場
試合前の球場内の様子。台湾側応援席から。

ここは天母球場より2,000席ほど多い12,300人を収容できる球場です。もう少し込み合うかと予想していたのですが、とくに日本チーム応援側の外野席は空席が目立っていました。残念なことに、外野席においてはビールや食べ物の販売などはほぼ皆無。チケットがないと内野席側へは行けないため、事前にコンビニで買い出ししておいて正解です。



  

今回の強化試合では、両チームとも次回開催のWBCを見据えた若手中心の選手で構成されました。台湾にいたっては、海外遠征組やアマチュアの選手のみの選出です。そのなかでひときわ人気を誇るのが、日ハムで活躍中の陽岱鋼。台湾国内での彼は今やスーパーヒーロー扱いです。台湾代表の応援席ながら、日ハムのユニフォームを着たファンもちらほら見かけました。




18時からセレモニーが30分間行われ、18時半にプレイボール。この日の先発投手は、今年の新人王にも選ばれたヤクルトの小川です。4回1失点と好投でした。

台湾野球といえば、鳴り物やマイクを使った派手な応援が特徴的です。日本側はというと、今回はビジターということもあってか、日ごろのにぎやかな応援はどこへやら……?といった状態で、そのあたりが少々さみしい気もしました。

とはいえ、最終的に台湾代表を4安打2失点に抑え、日本代表は初戦を無事白星で飾ることができたので一安心です。



外野席

その後3日間の試合を終え、日本代表が3戦全勝という素晴らしい結果に。最終日の試合終了後には、日本代表が東日本大震災後の支援に対する感謝の横断幕を掲げ、台湾代表とそのファンから暖かい拍手が送られました。

スポーツの国際試合というと、政治的横断幕の掲揚や侮辱行為などがしばしば問題になります。前回や今回の日台戦のように、どちらが勝っても恨みっこなしの、気持ちの良い試合を今後も期待したいものです。


日本 000 022 000 4
台湾 100 100 000 2
勝:大野 敗:羅国華 S:益田



【新荘体育場野球場】


住所 新北市新荘区和興街66号
アクセス MRT中和新蘆線「新荘駅」下車後、1番出口から徒歩15分(地図A-B経路参照)
あるいは台北駅から299系統のバスに乗り「新荘棒球場」で下車。約20分。




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