タクシー編
なるべくピカピカなタクシーを選びたい。 |
タクシーのドアは自分で開ける
「へいタクシー!」と手を上げて止めるところまでは日本と同じです。ですが、そのまま待っていても自動的にドアが開くことはありません。そう、台湾のタクシーは、乗客が自分でドアを開け閉めする必要があるのです。日本のタクシーに慣れている人は、とくに閉めるのを忘れてしまうことが多いかと思います。降りたあとはきちんとドアを閉めましょう。
なるべくキレイな車体を選ぶと良い
黄色いボディが街中でよく目立つ台湾のタクシーですが、よく見てみると、キズだらけでボロボロの車が走っているなんていうことも。これはドライバーの運転が粗い証拠です。へこんでも直さずそのまま走らせているので一目瞭然。旅の安全のためにも、できるだけキズやへこみのないきれいなタクシーを選ぶことをお勧めします。
市内循環バス編
手を挙げてバスを止める人たち。 |
バスは手を上げて止める
自分の乗るバスが近づいてきたら、手をあげて止めるのが台湾式です。日本のように、ただ立っているだけでは永遠にバスが止まってくれることはありません。観光地近くや駅周辺などは運行しているバスも待っている人の数も多いので、ドライバーに見えるようにしっかりと手を上げましょう。
悠遊カードを持っておくと便利
そこで便利なのが悠遊カード(ICマネーカード)。日本のPASMOやICOCAのように、ワンタッチで料金を支払うことができます。MRTのインフォメーション窓口にて1枚150元で購入が可能。MRTに乗る際やコンビニでのショッピングにも利用できるのでとても便利ですよ!
ちなみに、台湾観光協会のウェルカムプレゼントを申し込んでおくと、今であれば(2013年5月現在)オリジナルデザインの悠遊カードが旅行者全員分もらえます。時期によってプレゼントの内容が変わり、いずれもなくなり次第終了となりますので、台湾に行く前にはぜひ申し込んでおくと良いでしょう。
電車編
紺色の優先座席以外でも積極的に譲るのが台湾では常識。 |
席を譲るのは当たり前
台湾の電車内では、若者が積極的に高齢者や体の不自由な人に席を譲る姿を目にします。むしろ、それができないと周りから白い目で見られるといっても良いでしょう。「正直、そんなこと普段はなかなかできていないなぁ」という方も、台湾旅行でMRTを利用した際に高齢者・妊婦・小さな子供を連れている人・体が不自由な人を見かけたら、迷わず譲りましょう。
飲食・ポイ捨ては罰金が科せられる
日本と大きく違う点といえば、電車内での飲食が禁止だということです。仮に車内で、喫煙・飲食・ポイ捨て・唾吐きをしたことがわかると、最高で7,500元(約24,800円)の罰金が科せられます。うっかり手持ちの飲み物を飲んでしまうようなことがないよう気をつけなければいけません。
交通アクセスのルールとマナー、参考になりましたでしょうか。観光にしろショッピングにしろ、何かしらの交通機関を利用することは旅の不可欠です。上手に利用し、スムーズで快適な台湾旅行を楽しんでくださいね!